【事例紹介 026】南海電気鉄道 ーVRも活用!きっぷの購入・使用方法から周辺情報まで、外国人観光客向けに情報を多言語化ー



南海電鉄について教えてください

日本で最初の私鉄として、2024年に140周年を迎える南海電鉄は、大阪ミナミの中心・難波から和歌山を結ぶ南海本線と、世界遺産・高野山を結ぶ高野線の2本を軸に、関西国際空港へアクセスしている空港線など各線からなり、南海フェリーと連携した四国への連絡輸送など大阪南部を中心に形成しています。

難波駅上空

ラピート

コロナ禍以前に比べても外国人観光客の数は年々増加傾向にあります。利用客が多い主要駅などで課題はありますか?

外国人観光客の中には、乗車券の使用方法や特急の乗車方法について知らない方も多く、特急券を購入せずに乗車しているお客さまがいらっしゃること、また大きなスーツケースが電車内のスペースを占有していることなど電車を利用する上でのマナーについてご理解していただくことに苦慮しております。

QR Translator採用の決め手を教えてください

言語数の多さとスマホから手軽に見ることができるので、移動中の車内でも情報収集ができるところに魅力を感じ、導入を決めました。

ラピートのポスター

ラピート内座席テーブルに印刷されているQR Translator

駅のどのような場所にQR Translatorを設置していますか?また設置しているQRコードをスキャンすると、どのような情報を見ることができるか教えてください

改札や駅構内でポスターにて掲出のほか、特急の座席テーブルにてご案内しています。スキャン後の情報については、きっぷや改札の利用法、駅構内や周辺施設をVR画像でご案内しています。また、遅延・運休等発生時に南海電鉄の利用客が「NANKAI TRAVEL GUIDE」を読込むと南海電鉄が公式HPで発信している運行情報をQR Translatorと連動させて15言語で表示させる機能も導入し、多言語での公式、かつ正確な情報発信ができるようにしました。

設置されているQR Translatorつきポスターの読み取り

券売機の横に設置されているQR Translatorつきステッカー

読み取りデータ分析(ダッシュボート機能)をどのように活用しているか教えてください

ダッシュボードから読めるデータを活用し、トップページの情報の変更等、スキャン後の情報の更新を予定しています。

2017年から大変長い間ご利用いただいております。利用者や関係者からどのような反応がありますか?

ご利用のお客様さまから直接お声を聞くことはなかなかないですが、言語数の多さや自動での言語表記、VRを活用した沿線案内に魅力を感じています。

今後QR Translatorに期待することはありますか?

まだまだ増加が見込まれるインバウンド旅客をはじめ、たくさんのお客さまに南海沿線を知っていただけるよう広くPRしていきたいです!内容についてもニーズに合わせて更新していけるようお力添えをよろしくお願いいたします。

南海電気鉄道 × QR Translatorまとめ

利用開始時期

2017年12月~

南海電気鉄道 公式HP

https://www.nankai.co.jp/

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