【事例紹介 024】白鶴酒造資料館 ―酒造りの歴史を学ぶ!日本酒や酒蔵に関する情報を15言語で提供ー



白鶴酒造資料館について、見どころや独自の取り組みなどもあわせて教えてください

実際に日本酒を作っていた酒蔵を改装して資料館としておりますので「臨場感・迫力」があります。かつて酒造りをしていたその場所に古い酒造り道具を展示し、当時の蔵人(くらびと)を模した人形で作業の動きを再現しており、あたかも目の前で古い酒造りの様子が繰り広げられているような感覚を持ってもらえると思います。各工程には酒造りの説明ビデオのモニターが設置され、日・英2か国語で酒造りの説明を視聴することができます。昭和の初めの古い記録フィルムと、現代の近代的な酒造りシーンを見比べながら、酒造りを学べるものになっています。 独自の取り組みとして、プロジェクションマッピングで当社の紹介や日本酒に関してのイメージ映像を流しており、無料・有料試飲に非接触の機器も導入されています。

蒸米

麹室

展示説明以外で、日本酒や酒蔵の歴史について来館者にどのような情報を伝えていますか?

当社主催ではありませんが、①放送大学 日本酒学 ②灘の酒大学(神戸市 主催) ③旅行者主催の各種日本酒講座 ④各種イベントなどで、私どもが位置しています『灘五郷』について広く知っていただく活動を続けています。あるいは、試飲コーナーで直接色々な質疑にお答えし、私ども白鶴酒造あるいは灘五郷、日本酒を知っていただく交流を行っています。

特に外国人の来館者に人気のある展示はありますか?

多くの海外の方にとって酒造りに触れる最初の機会だと思いますので、どれも珍しく酒造工程の展示で特にこれが海外の方に人気がある、というのはありませんが、まず入ってすぐに目に入ってくる大桶(おおおけ)には驚かれるようです。また展示ではありませんが、やはり「試飲」が最も関心のあるものではないでしょうか。

大桶(おおおけ)

どのような課題に対してQR Translatorの導入を決めましたか?

海外各国から来館者が増加してきており、英語のみの対応では細やかな対応が難しくなるのでは、という課題が発生していました。ちょうどそのようなときにご提案を受け、導入に至りました。

QR Translator採用の決め手を教えてください

対応言語の多さ、来館者の使い勝手の良さ、今後の展開を踏まえて対応がよさそうだと思ったからです。

利用者や関係者からどのような反応がありますか?

今回の改修後すぐに海外からの来館者からQR Translatorにお褒めの言葉をいただいたのが印象的でした。きちんと利用していただけて嬉しい限りです。団体の時間が限られている来館者には難しいですが、少しでも日本酒に関しての知識を求めている方々にはとても有意義なツールだと思っています。

QR Translatorで多言語化したディスプレイ①

QR Translatorで多言語化したディスプレイ②

今後QR Translatorに期待することはありますか?

今回のリニューアルで、今まで翻訳されていなかった箇所を含め、たくさん改善することができました。それでも細かなところ全てを多言語に変換できているわけではありませんので、計画的に少しずつでも進めていきたいと思います。随時利用状況をフィードバックし、今後に活かせればよいかと思います。

白鶴酒造資料館 × QR Translatorまとめ

利用開始時期

2016年10月~

白鶴酒造資料館 公式HP

https://www.hakutsuru.co.jp/community/shiryo/

PIJINのInstagramで白鶴酒造資料館を紹介

白鶴酒造資料館について紹介をしています。ぜひご覧ください。



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