9月28日(木)~29日(金)、京都スマートシティエキスポ運営協議会が主催した「京都スマートシティエキスポ2017」にて大阪・泉佐野市と共同でブース展示、及び登壇を致しました。
「京都スマートシティエキスポ」は、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる京阪奈エリアからスマートシティを共創し、持続可能な社会の実現を目標として掲げるイベントです。
前回のエキスポ2016には、民間企業だけでなく、国や自治体の担当者、研究者等、国内・海外から1万人以上が来場し、環境やエネルギー、文化や教育等、約120企業・団体が出展しました。年々規模が拡大しているイベントですので、興味関心が高まっていることが分かります。
展示
【日時】9月28日(木)・29日(金)10:00~17:30
【場所】けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
【展示内容】QR Translatorを活用した災害時の取組みについて、大阪府泉佐野市の事例を基にご紹介しました。
登壇
【日時】9月29日 13:00~16:30
(自治体向けセミナー)
【場所】けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
登壇内容
大阪府泉佐野市「QR Translatorを活用した観光客向けの災害時対応について」
木村圭介(泉佐野市まちの活性課課長代理)
松本恭輔(株式会社PIJIN 代表取締役社長)
・課題:増加する訪日外国人等に対し、災害時の避難情報等をどのようにして提供するか。
・解決策:看板や印刷物に貼付したQRTコードから、多言語で平常時は観光情報等を提供し、災害時には避難情報等の提供に切り替えることが可能な仕組みを構築
発表内容
なぜ今の時代にこのQR Translatorを使った多言語サービスが必要なのか?
訪日外国人観光客の不満が変化:長年、不満の1位だったWi-Fi環境については改善傾向にありますが、近年は
- ①多言語表示が少なく、分かりにくい
- ②コミュニケーションがとれない
と言った言葉に関する不満が増加してきています。QR Translatorの普及によって、簡単に低コストで多言語対応することができるようになります。
泉佐野市内の街中インフラにQRTコードを整備し、「情報インフラ」として活用
看板や交通機関、パンフレット等の街中インフラにQRTコードを貼付し、泉佐野市の観光情報に簡単にアクセスできるようにします。
災害時、自治体側は「リアルタイムな情報更新」が一番困難
QR Translatorを活用することで災害速報と連動した情報が自動生成され、登録ユーザーへのプッシュ通知が実現できます。また、自治体担当者はExcelで更新が可能な為、人的負担を軽減しながら情報発信の強化が可能です。ユーザーにとっても、端末の位置情報や、アクセス履歴によって適切なページが表示されるので、各々必要な情報を得ることができます。
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