2016/06/10
機械翻訳とは、簡単に言うとコンピューターのプログラムが機械的に翻訳を行う仕組みです。(※一般的に「自動翻訳」とも言われています。)
最近では、「Google翻訳」がニューラルネットワーク技術を応用して、さらに精度が向上したと発表していました。
機械翻訳は無料、且つ瞬時に翻訳が表示されるメリットがあるものの、誤訳も多く、品質保証は出来ない為、トライアルとしての活用に適しております。
例)折り紙について(出典:JNTO)
【英語(原文):Impressive Japanese origami which continues evolving】Since the Japanese developed Japanese paper, they had a custom of wrapping offerings and gifts in paper. Over the time they started enjoying the act of folding paper itself without the formality and rules associated with gift wrapping, which is “Origami” we see today. Now Origami is enjoyed all over the world and continues evolving. Let’s take a look at the intricate and complex world of origami which may overturn its casual image as a pastime.
【日本語(機械翻訳):進化し続ける印象的な日本の折り紙】日本人が日本の紙を開発しているので、彼らは紙での提供やギフトラッピングのカスタムを持っていました。時間が経つにつれて、彼らは「折り紙」は我々が今日見るでギフト包装、関連付けられている形式とルールなしで紙自体を折る行為を楽しんで開始しました。今折り紙は世界中を楽しんだし、進化し続けます。それでは、気晴らしとしてのカジュアルなイメージを覆すかもしれ折り紙の複雑かつ複雑な世界を見てみましょう。
海外旅行をすると、時々街中で変な日本語訳を見かけることはありませんか?笑って済めば良いものもあるかもしれませんが、国や自治体の発信する情報等、より幅広いユーザーが目にする事が予想される場所や食品アレルギー等に関する内容は、誤認識が発生しないように注意する必要があります。
ここでは、日本での誤訳事例をいくつか紹介します。
東北支援の一環で、観光庁が管理する「東北観光博」公式ホームページの外国版では機械翻訳を使った結果、あまりに多くの誤訳が見つかった為、ホームページを一時閉鎖した事が話題になりました。各県は、大切なイベントにもかかわらず、イメージ悪化に繋がってしまった残念な結果を厳しく批判しました。
世界遺産のある奈良市でも、このような誤訳問題によってHPを一時閉鎖したことがあります。例えば、東大寺の大仏を姓と認識して「Mr.Osaragi(ミスター・オサラギ)」と翻訳してしまうなど、「国際観光都市として恥ずかしい限り」と担当者が平謝りする結果になってしまいました。経費抑制とはいえ、イメージ・ダウンや大きな問題に発展してしまう可能性もあるので、知名度や需要、予算に見合った翻訳方法を検討頂ければ幸甚です。
それでもやはり予算上、機械翻訳で対応するしか方法が無い場合、より良い翻訳が出来る為に注意すべき点を紹介します。
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