2017/09/22
観光庁によると、9月15日の時点で訪日客が2,000万人を突破しました。近年、特に訪日客数が増加している東南アジアの現状をお伝えします。
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まだまだ地方空港から東南アジアに就航する定期便は全体の1割弱にとどまっており、シンガポール航空系のシルクエアーが日本の地方空港との間で定期便を飛ばすのは今回が初めてです。
一方、不定期のチャーター便はこの3年間で2倍強に増えており、北海道や沖縄等の地方便が需要を引っ張っています。
2017年1~7月の東南アジアの主要6ヵ国からの訪日客は前年同月比で16%増に達し、特にインドネシアやベトナムからの観光客が多い傾向にありました。
最近は東京や大阪などの大都市だけではなく、北海道や北陸、中国・四国地方へ向かう旅行者が多い為、増加している訪日観光客やビジネス客の往来にも対応できるよう、地方空港は受け入れ体制に力を入れています。
北海道の新千歳空港では、外国人向けの観光案内所を開設し、英語や中国語だけではなく、タイ語やベトナム語等の東南アジア言語への対応も進めています。
今後益々増加すると考えられる東南アジアからの観光客やビジネス客に向けて、空港でも多言語対応でのおもてなしが求められます。
2017年は9月時点で訪日客2,000万人に達しました。今迄は団体旅行が多かったアジアからの観光客が、個人でも来日するようになったことが、訪日客増加に拍車をかけたようです。
2017年8月の訪日客数は前年同月比21%増の247万人。その中でも中国が21%増の81万人と単月ベースで過去最高を更新。現在、訪日客数は年間3,000万人弱のペースで推移している為、政府は2020年、訪日客数が4,000万人に達成する事を目標に掲げました。
8月に中国からの訪日客が増えたのは、個人客とクルーズ船の増加が主な原因と考えられます。中国では個人でビザを取得するのは団体旅行よりも難しく、また金額も高いそうですが、最近は個人でもビザを取得する人が増えているようです。
個人で訪日する人が増えたことにより、日本国内での受け入れ体制に関する課題も出てきています。
団体旅行であれば、殆どが大型バスでの移動なので地下鉄等の公共交通機関を利用する機会も少ないですが、個人旅行の場合は、空港や駅などの看板を頼りに移動する必要が出てきます。看板が日本語のみの記載だと内容が理解できずに困ってしまう場合が多く、駅員やスタッフの対応工数が増えてしまいます。
今後は益々、交通機関を始めとした場所や観光施設、レストラン等で多言語対応の需要が増えることが容易に予想できます。
QR TranslatorはQRコードを使った多言語表示サービスです。
当該システムで発行したQRTコードを看板やパンフレットに貼付するだけで、多言語表示が可能になります。全ての言語を表記する必要がないので、少ないスペースでの対応が可能ですし、スタッフの対応工数削減にも繋がります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて益々増える訪日客のおもてなし対応としてQR Translatorを利用してみてはいかがでしょうか?
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