多文化共生社会の未来を切り開く 大田区でQR Translatorを活用した実証実験を開始

2025年1月9日

報道関係者各位
プレスリリース

株式会社PIJIN

多文化共生社会の未来を切り開く
大田区でQR Translatorを活用した実証実験を開始

株式会社PIJIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:高岡 謙二)は、大田区が推進する実証実験促進事業「HOIP(Haneda Ota Innovation Platform)」の実証事業者に採択されました。「QR Translator」を活用し、区内2部門と連携。区民の生活の質の向上や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを開始します。

HOIP-大田区実証実験促進事業

■ 概要

「QR Translator」は、ユーザーの携帯端末の設定言語に応じて情報を表示する仕組みを備え、QRコードを中心にさまざまなインターフェースに対応した情報インフラです。この仕組みを導入することで、大田区における多文化共生のさらなる推進を目指します。

本実証実験では以下の取り組みを行います。

① 環境清掃部清掃事業課と連携し、プラスチック分別回収制度の周知に「QR Translator」を導入。令和7年4月1日より区内全域で実施される「プラスチック分別回収」に関するルールを15言語で案内することで、外国人にも分かりやすく正確な情報を提供します。

② 区民部国保年金課と連携し、国民健康保険料納入(変更)通知書に「QR Translator」を導入。通知書の構成や見方を15言語で案内することで、外国人にも分かりやすく正確な情報を提供します。

いずれも多国籍化・多言語化が進む大田区の地域特性に対し、誰にでも同等な住民サービスを提供すると同時に、印刷物の削減、コストの低減や業務効率化を図ることで、サステナブルな多文化共生社会を目指す試みとなります。

多言語表示サービス「QR Translator」について

QR Translatorは、PIJINが開発・提供している多言語表示サービスで、ユーザー端末(スマートフォン)の設定言語が自動認識され、自動的にユーザーの使用言語に合った翻訳文を表示・音声読み上げも行います。

利用者にとっては通常のQRコードと同じなので専用アプリは必要なく、サービス提供側にとっては多くの言語で看板や印刷物を個別に制作する必要がなくなります。また、表示される翻訳文に間違いが見つかった場合でも、クラウド上から修正を行えば、QRコードを再印刷することなく、テキストと音声の両方へ自動反映させることが可能です。

※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※「QR Translator」は株式会社PIJINの登録商標です。
※「QR Translator」の仕組みは日本、米国、欧州、中国、韓国等で特許を取得済です。

◇ 主な機能

  • 専用アプリ不要
  • 多言語対応※:1つのQRコードで標準15言語までの表示が可能
  • 差替え不要:クラウド上で簡単にコンテンツの修正・更新が可能
  • 音声読み上げ機能付き:テキスト情報に基づいて機械音声を自動合成。視覚障害がある方々にも情報提供が可能
  • データ分析機能:個人情報の取得無しで、QRコードが読み取られた場所や言語をグラフ化

※最新の対応言語数は機能紹介ページを参照ください

株式会社PIJINについて

「世界を言語バリアフリーに」を企業理念に、多言語対応ソリューションQR Translatorを開発・運営をしています。

本社:〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目6番2号新丸の内センタービルディング21階
代表者: 代表取締役 高岡謙二
URL:https://qrtranslator.com/

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【本件に関する問い合わせ先】

株式会社PIJIN
担当:藤山
press@qrtranslator.com
03-4531-9690

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