神奈川県横浜市　みなとの歴史ガイド ―横浜港がまるで屋外美術館！？まちあるき満足度向上への取り組み―

横浜港の魅力を教えてください

横浜は、1859年の開港以来、港を中心として発展してきたみなとまちです。水深や波風等に恵まれた自然条件と、首都圏を背後に持つ地理的優位を活かし、商業・工業の港として今日まで発展してきました。また、観光地として国内外から多くの方が訪れる活気にあふれる港でもあります。特に、みなとみらい21地区は、歴史やウォーターフロントの景観を活かしたまちづくりが進められており、横浜を代表する人気の観光スポットの一つとなっています。

横浜市港湾局は普段どんな業務を担っていますか？

「国際競争力のある港」、「観光と賑わいの港」、「安全・安心で環境にやさしい港」を3つの柱とし、横浜経済の活性化と市民生活を豊かにする総合港湾づくりを目指した取組を行っています。

これまでQR Translatorをどのように活用してきましたか？

2019年4月から、クルーズ旅客を中心とした国内外からの多くの来街者に対して、限られた滞在期間の中で横浜のまちを散策し、楽しんでいただくためのツールとして「YOKOHAMA TRAVEL GUIDE」を運用しています。客船ターミナルや街なかの案内サインにQRコードを設置し、横浜を訪れた方に広く観光情報をお届けしています。 2020年2月には、「YOKOHAMA TRAVEL GUIDE」上でクルーズ船の乗組員向けのアンケート調査も実施しました。残念ながらコロナの影響でデータは取れませんでしたが、コンテンツの魅力拡大につながる取組みなので、今後も活用していきたいと考えています。

今回新たに作成した「みなとの歴史ガイド」のポイントを教えてください

横浜を代表する観光スポットでのまちあるきを楽しみながら、みなとの歴史を感じられるのが魅力です。まるで美術館で絵画の説明をうけるように、自分の目で対象物を実際に見ながら、日・英の解説を見たり聞いたりすることができます。 解説文の執筆にあたっては、横浜みなと博物館の学芸員様のご案内のもと、外国人ライターの方と実際に現地を取材しました。その取材内容をもとに、ネイティブのライター自身が外国人旅行者の目線に立ちながら、どんな内容を紹介したらよいかを吟味して執筆いただきました。こうして完成した解説文は、単に日本語を英文に翻訳したものではなく、日本になじみのない方にも分かりやすい内容となっています。


＜みなとの歴史ガイド　設置場所12箇所＞

街なかのどこでQR Translatorを見つけられますか？

客船ターミナルや街の案内板、みなとの歴史ガイド（設置場所12箇所）です。

これまで作成したプロモーションツールはどのようなものがありますか？

カード、ポスター、リーフレットなどがあります。

QR Translatorのどんな機能が魅力的だと感じましたか？

スマホの使用言語に合わせて自動で言語表示する機能です。ユーザーが自分で言語を選択する手間がかからないので、とても便利な機能であると感じています。

QR Translatorを活用して今後やってみたいことはありますか？

QR Translatorでは、言語ごとのアクセス数等を取ることができるので、データを活用して、今後の施策検討につなげられるのではと考えています。

横浜市港湾局×QR Translatorまとめ

利用開始時期

・みなとの歴史ガイド　2021年9月～
・YOKOHAMA TRAVEL GUIDE　2019年4月～

活用した補助金

無し

参考）観光庁　観光振興事業　（観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業）
https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics08_000176.html

横浜市港湾局 公式Webサイト

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/yokohamako/port_of_yokohama.html

PIJINのInstagramで横浜観光

横浜の魅力を7投稿に分けて紹介しています。ぜひご覧ください。
①#横浜港 発展の歴史　②#象の鼻 横浜港発祥の地　③#赤レンガ倉庫 横浜港発展のシンボル　④#新港ふ頭 と #ハンマーヘッド の歴史　⑤洗練された都市デザイン：#みなとみらい 21事業　⑥#汽車道 の歴史　⑦半世紀にわたり活躍した練習船　帆船 #日本丸

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