【提携】360度VRコンテンツのスペースリーと提携を開始

2018年5月15日

報道関係者各位

プレスリリース

株式会社PIJIN

株式会社スペースリー


株式会社PIJIN、株式会社スペースリーと提携し、
インバウンド対応の多言語VR案内サービスを開始

~ 第一弾として南海電鉄主要駅の乗換方法案内コンテンツに採用 ~


多言語表示サービス「QR Translator」の開発・運営事業を手掛ける株式会社PIJIN(所在地:東京都中央区、代表取締役:松本 恭輔)は、360度VR(バーチャルリアリティ)コンテンツの制作ソフト「スペースリー」を提供する株式会社スペースリー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和)と業務提携し、2018年3月よりインバウンド対応の多言語VR案内サービスの提供を開始しました。協業の第一弾として、南海電気鉄道のなんば駅、関西空港駅などの主要駅の乗換案内に採用されました。

業務提携の背景

年々増加する訪日外国人観光客にとって、日本都市部の鉄道網や駅周辺施設は非常に複雑であり、訪日客向けのわかりやすい乗換案内や案内所の混雑緩和は鉄道業界にとっての課題になっていました。

訪日客向けの多言語表示サービスで豊富な実績を持つ「QR Translator」と360度画像に様々な情報を盛り込んだVRコンテンツを制作できるソフト「スペースリー」を組み合わせることで、複雑な駅構内を360度VRでわかりやすく、訪日客の言語に合わせてウェブ上で案内できるようになりました。

協業案件の第一弾として、南海電気鉄道のなんば駅、関西空港駅、りんくうタウン駅など、訪日客の利用が多い駅の乗換案内に採用されました。制作されたコンテンツは、実写の360度画像にテキスト情報や、平面図が盛り込まれており、画像上の矢印をタップすると矢印の先にある地点に移動することができます。

この事例をきっかけに、鉄道業界のみならず、幅広い観光分野においてスペースリーと協力し、訪日客と訪日客に関わる事業者にとって利便性の高い多言語VRサービスを提供してまいります。

対応言語(南海電気鉄道の多言語VR)

14言語(日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語)

※南海電気鉄道の多言語案内ツール「NANKAI TRAVEL GUIDE」は上記14言語に加え、アラビア語を含めた15言語に対応。VRではアラビア語は英語で表記。


多言語VR(南海電鉄)PIJIN x スペースリー
(英語、中国語簡体字、フランス語、ベトナム語)

多言語表示サービス「QR Translator」について

QR Translatorは株式会社PIJINが提供しているQRコードを使った多言語表示サービスです。ユーザーがQRコードをスキャンするだけで、ユーザー端末の設定言語が認識され、自動的に翻訳文を表示します。

主な機能

  • 専用アプリ不要:QRコードをスキャンするだけなので、専用アプリのダウンロード不要
  • 39言語対応※:最大15言語の選択が可能
  • 貼り替え不要:web上で簡単にコンテンツの修正・更新が可能
  • 音声読み上げ機能つき:障がい者の方にも情報を届けられるインフラ・サービス

※2018年5月15日時点(最新の対応言語数は機能紹介ページを参照ください)

主な受賞実績

  • 2016年 世界発信プロジェクト「革新的サービス大賞」
  • 2017年 Keihanna Venture Championship「特別賞」
  • 2017年 九都県市のきらりと光る産業技術表彰「東京都代表」
  • 2018年 ジャパン・レジリエンス・アワード「強靭化大賞」

主な導入実績(観光案内や公共交通機関)

  • 東京都 東京都庁45階展望室
  • 京都府 伏見稲荷大社
  • 奈良県 奈良市
  • 関西国際空港
  • 東京国際空港(羽田空港)
  • 広島電鉄株式会社
  • 名古屋鉄道

※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※「QR Translator」は株式会社PIJINの登録商標です。
※「QR Translator」の仕組みは、日本と米国、ロシア、中国で特許を取得済です。

VR制作クラウドソフト「スペースリー」(旧名:3D Stylee)について

スペースリー(Spacely)は、直感的な操作で、ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作、編集、管理ができるクラウドソフトです。
2016年11月のサービス開始以来、ユーザー数を順調に伸ばしており、2017年11月現在、不動産、ハウスメーカー、設計などの分野を中心に700社以上にサービスを提供しております。利用者からは、オンラインからの問い合わせ率が2倍になった、成約率が4割から6割となった、管理画面も使いやすく物件案内業務を50%効率化、などの効果が利用事業者からは聞かれています。

また、ソフトウェア及びVRグラス「カセット」における特許出願技術など、技術力の高さが評価され、2017年2月には、株式会社ニコンのコーポレートアクセラレータープログラムで最優秀賞を受賞しています。

株式会社PIJINについて

本社:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-3 山本ビル別館8階
代表者:代表取締役社長 松本恭輔
TEL:03-4531-9690
URL:https://jp.qrtranslator.com/
事業内容:多言語表示サービスの開発・運営事業

株式会社スペースリーについて

本社:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-33-3 光雲閣 #110
代表者:代表取締役 森田 博和
TEL:050-5216-5201
URL:https://spacely.co.jp/
事業内容:360度VRコンテンツの制作編集クラウドソフトウェアの提供

 - ニュース, プレスリリース