2016/06/10
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クラウド(cloud)翻訳とは、オンラインで発注できる人力翻訳のことです。
機械翻訳とは異なり、世界中にいる翻訳者がシステムを通して発注される案件に随時対応します。機械翻訳の精度は上がってきているものの、やはり不自然な翻訳が多いのは否めません。特に日本語は特殊な言語である為、機械翻訳には限界があると言えるでしょう。
時間的に余裕が無いが、ネイティブの翻訳者による翻訳をご希望される場合は、オンラインで発注ができるクラウド翻訳を利用する方法があります。
※クラウド翻訳はターゲット言語のネイティブ翻訳者が翻訳を行いますが、ダブルチェックは含まれていないことが多いようです。
※単語や全体の翻訳イメージを指定することも出来ますが、内容を分けて発注すると、異なる翻訳者が対応する可能性が高い為、全体的な統一が難しくなります。
例)日本語同様、各言語でも色々な表現方法があります。翻訳者が異なると、下記の様に1つの日本語でも複数の翻訳が出来上がってしまう可能性があります。
オンライン上で繋がっている翻訳者が随時対応します。
専門的な内容や長文は時間を要する事が多いですが、早い場合は数時間、基本的に3営業日程度で納品されます。土日祝日も関係なく、また時差の関係から、日本の夜時間の間に対応頂ける場合もあります。
翻訳会社よりも単価は安くなりますが、ダブルチェックは含まれておらず、また品質にばらつきがある場合もあるので、その点注意は必要です。
基本的にターゲット言語のネイティブ翻訳者が対応しますが、言語・分野によって翻訳者の品質にバラつきが生じる可能性があります。ダブルチェックが含まれていない為、翻訳漏れやスペルミス、誤訳が残ったまま納品されてしまう割合が、ダブルチェック付の専門翻訳に比べると高くなってしまうかもしれません。
また、一つの案件に関わる翻訳者が複数になってしまうと、表現の仕方が翻訳者によって異なってしまう場合があるようです。下記「クラウド翻訳の注意点」にも詳細を記載しておりますが、指定の単語がある場合は翻訳前に情報を提供することで翻訳結果をより良くすることも可能です。
翻訳者が原稿内容の理解を深め、より良い翻訳が納品できるよう、以下のような資料(情報)を提供するといいようです。
基本的に原稿に合わせて改行されるので、対訳が分かりにくい言語に関しては、1文毎に改行して入稿すると区切りが分かりやすくなります。
また、日本語では全体的な見やすさを考え、文中で改行する場合がありますが、外国語の場合は各々文の長さも異なりますし、文法上、区切り位置が不自然になってしまう可能性があります。クラウド翻訳を行う際には、文中の改行は避ける事を推奨します。
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